入院中は、たとえ2、3日の短期でもやることがなくて暇になってしまいます。
備え付けのテレビも、実はテレビカードというプリペイドカードを入れないと見れないので、有料なんです。
なんとなく眺めているだけのテレビにお金がかかるのは、もったいない気がしますよね。
雑誌や本を読もうにも、病状によって痛みがある場合などは集中できずすぐ飽きてしまいます。
私も先日入院した際、痛み止めが効いている状態でも何かを注視することにしんどさを感じて、ぼーっとしていることが多かったです。
これが何日も続くと結構ストレスだったりします。
そして大部屋の場合、他の患者さんとの間を仕切るのはカーテン1枚だけ。
原則、静かにしていなければいけないという規則はありますが、物音などは昼夜問わず聞こえてきます。
私も他の患者さんが立てる物音で夜中に何度も目が覚めてしまうことがありました。
集団生活に不慣れなのは当たり前なので、リラックスできずストレスが溜まる可能性は大です。
そんなときに丁度良い暇つぶしグッズや、ストレス軽減に役立つ物を紹介したいと思います!
耳栓
絶対的必需品、それは耳栓です!
耳栓があれば、同部屋の患者さんが立てる物音も気になりにくく、リラックスすることができます。
私の実体験から…(ちょっとリアルな話になります)
同部屋の患者さんに、自分でお手洗いに行けないらしく病室内で排泄をしている方がいました。
見てはないのでどういった状況だったのか分かりませんが、おそらくベッドの横に簡易トイレを置いていたものと思われます。
入院先の病室は広々しとしていて大部屋といっても4人までという設備で、お隣とのスペースは充分に空いていたので臭いまでは届きませんでしたが、いかんせん音が聞こえてきます。
別の方は発作的に咳が止まらなくなる方で、昼夜問わず激しく咳き込み、ひどいときは嘔吐が止まらなくなるということがありました。もちろん音は丸聞こえです。
物音などは慣れるといっても、こればっかりは気分の良いものではありません。
更に、真夜中に他の病室から延々とうめき声が聞こえてきたりすることもありました。
様々な病状の方が入院しているので仕方ないのは分かっていますが、気にせず寝ろという方が無理な話です。汗
そんなとき、どうしていたかというと…
私は耳栓は持っていませんでしたが、カナル式のイヤホン(耳の穴にすっぽり入って外界の音がある程度遮断されるタイプ)を持っていたので、それをつけてやりすごしました。
食事中などはスマホアプリでラジオを聴いたりしていて、そうするとかなり外界の音はシャットダウンされリラックスできました。
院内の売店では、飛行機内や一部の長距離バスでもらえるようなスポンジのような素材のイヤホンも販売していました。
手持ちのイヤホンがなかったらこっちを購入していたと思います。
ネットで探すと、外界の音の遮断具合が調節できるイヤホン型の耳栓なども売っています。
こういう物であれば退院してからも飛行機や新幹線に乗る時などに使えそうですね。
そういうわけで、耳栓やイヤホンは私にとって最も必要な物でした。
↓次に入院する機会があったら(?)ぜひ買いたい耳栓はこちら
WiFiレンタル
意外と知られていませんが…
海外旅行などで空港で借りるWIFiレンタルがメジャーになっていますが、国内用のポータブルWiFiをレンタルしている会社もたくさんあります。
ネットで申し込み宅配で届けてくれるので、急な入院でも大丈夫です。
WiFiとスマホさえあれば、暇つぶしは無限大です。
※宅配を頼んで良いか、WiFiを使用して良いかどうか必ず事前に確認しましょう。
※あくまで療養が最優先なので、適度に休憩を入れましょう。夜更かしも禁止です。(スマホなどの明かりがついていると巡回の看護師さんが様子を見にくるので気まずいです。)
ハンドスピナー
数年前に流行した、ハンドスピナー。
子供から大人まで楽しめる指先や手を使って遊ぶおもちゃです。
一見、指に乗せて回すだけで何が面白いの?と思うかもしれませんが、ハンドスピナーには様々な楽しみ方や効果があります。
普通に指に乗せて回すだけだと考えると数分で飽きてしまうかもしれませんが、動画サイトなどで検索すると色んな技があったりします。
簡単なものから、できそうでできないものがたくさんあります。
座ったままできるような技なら、腕が動かせれば楽しむことができます。
また、指に乗せて回すだけでも精神を落ち着かせるという効果があるそうです。
ストレス発散できるため、禁煙中の方やイライラしがちな方が気を紛らわせるために使ったりするそうです。
入院生活でストレスを感じた時や、暇だけど何もやる気が起きないときなどは、なんとなく指に乗せて回っているところを見るだけでも良いかもしれません。
ハンドスピナー自体のデザインも、回転させることでキラキラ光ったりする物もあってとてもきれいです。
私自身は以前ちょっとした技にチャレンジしていたことがあったので、それを思い出して家から持って来てもらいました。
ベッドから落としてしまうと面倒でしたが。汗
気軽にできる暇つぶしとして個人的なおすすめでした!
まとめ
入院中の暇つぶしの定番から個人的なおすすめまで、実体験をもとにしていくつか書いてみました。
不自由が多い入院生活、少しでも快適に過ごしたいものですね。
参考になりましたら幸いです。