ひな祭りは日本独自の行事。
豪華な雛人形を飾ったり、色鮮やかなちらし寿司を用意したり、見た目にも華やかなので外国人の興味を引きやすいと思います。
英語でひな祭りのことを紹介するときは、例えばちらし寿司はどんな食べ物なのか、なぜはまぐりなどの貝のお吸い物を作るのか、などの詳しいことまで説明できると話しが盛り上がりますよね。
今回はひな祭りの伝統料理の中でも、ちらし寿司とはまぐりのお吸い物について説明する例文をまとめてみました。
日本人でも由来までは知らない、という場合も多いと思うので、ぜひこの機会に覚えてみましょう!
ひな祭りの食べ物を英語で説明してみよう
ひな祭りに食べる食事といえばこのふたつ。
まずは簡単に説明してみましょう。
私たちはひな祭りのお祝いに、散らばった寿司という意味のちらし寿司、はまぐりのお吸い物などの伝統料理を食べます。
We eat traditional dishes like Chirashizushi which means Scattered sushi, clam soup for cerebrate Hinamatsuri.
ちらし寿司 chirashizushi
はまぐりのお吸い物 clam soup
「散らばった寿司」と直訳すると少し変ですが、これでなんとなくニュアンスは伝わるようですよ。
ちらし寿司を英語で説明しよう
「sushi」なら万国共通で通じそうですが、ちらし寿司となるとどう説明するのが良いか悩んでしまいますね。
大事なポイントは
- 酢飯の上に様々な具材が散りばめられている。
- 具材のひとつひとつがラッキーチャーム(お守り)に見立てられている。
このふたつですね。
ひとつひとつ説明していきましょう。
ちらし寿司は寿司の一種で、酢飯の上にイクラや刺身などのたくさんのトッピングが散らされているものです。
Chirashizushi is a kind of sushi with many scattered toppings such as salmon roe and sashimi, many vegetables on vinegared rice.
エビ、錦糸卵、レンコンなどのトッピングはラッキーチャーム(お守り)に見立てられています。
Each topping such as prawn, shredded omelet, and lotus root are likened to lucky charms.
加えて、以下のように見た目の印象も伝えると、その豪華さが伝わると思います♪
春の花畑のようにとても色鮮やかで美しい料理です。
It looks very colorful and beautiful like spring flower fields.
はまぐりのお吸い物を英語で説明しよう
ちらし寿司と合わせて紹介したい、ひな祭りの食事の代表。
はまぐりのお吸い物を英語で説明してみましょう。
まず、「はまぐり」は英語でなんというのでしょうか?
簡単に説明するには「clam」という貝の総称でも良いと思いますが、よりイメージしやすいのは「cherrystone clam」といいます。
これはズバリはまぐりそのものとは少し違いますが、欧米のスーパーなどで一般的に手に入る貝で、日本のはまぐりに一番イメージが近いものなので、こう言い換えると伝わりやすいと思います。
ひな祭りにははまぐりのお吸い物を食べます。
We eat cherrystone clam soup for Hinamatsuri.
はまぐりの貝がらは夫婦の幸せの象徴です。
The shells of cherrystone clam are the symbol of happiness between married couples.
娘が良い相手と巡り会えることを祈って、両親ははまぐりの吸い物をひな祭りに出します。
Parents prepare cherrystone clam soup for Hinamatsuri hoping their daughter will come across a good partner.
こんな由来があったなんて、知りませんでした^^;
伝統料理にはそれぞれちゃんと意味があるんですね。
これを説明すれば誰しも「なるほど〜」となることでしょう!
最後に
日本人でも意外と知らない、ひな祭りの習わし。
改めて知ると面白いですね。
特にひな祭りは古風なイベントなので、日本文化に興味のある外国人にとてもウケるそうです。
ちらし寿司とはまぐりのお吸い物をメインに、ひな祭り風のホームパーティーを開くのも良いかもしれません♪