日本のお正月といえば、おせち料理とお雑煮!
しかし、日本人全員がおせちとお雑煮が好きかといったら、そうではありません。
実は私もおせち料理は食材自体から苦手な物が多く、お雑煮も苦手です。
おせちは食べれる物だけつまんでいれば許されますが、お雑煮は目の前に盛られてしまうと手をつけないわけにいきませんし、そもそも元旦の朝にはお雑煮しか用意されません。
もちろん、今は飽食の時代ですから、無理してお正月の食べ物を食べる必要はありません。
コンビニや大型スーパーだけでなく飲食店も元旦から営業しているところは増えていますし、家でお雑煮しか出ないからといって困ることはあまりありません。
おせちもお雑煮も作らないという家庭も増えているそうですね。
ですが、やっぱりお正月らしいものを食べたい、または食べさせたい、という気持ちがあると思います。
そんななか、お雑煮が苦手な私がどうしているのか…
お子様やお身内にお雑煮嫌いな方がいらっしゃる場合、どうすれば良いのか…
意外と簡単なことで解決できたりします!
この記事ではお雑煮嫌いの方への対処と解決法を書いてみたいと思います。
餅を入れる前に焼く!
お雑煮には様々な調理法がありますが、中には焼かない餅をそのまま入れて煮込むという調理法があります。
これだと、お餅がどろっとしてしまうんです…
これがなんとも…苦手な人からしてみれば…拷問です。
その場合の解決法は!
お餅を焼いてから入れる
こんなに簡単なことなんですが、家庭のお雑煮のレシピというのは代々受け継がれるもので、それのレシピにないことは意外と思いつかないことがあります。
お餅をこんがり焼いて、先にうつわに盛り、そこに出来上がったお汁をかけるだけ。
これならどろどろ化を回避できます。
家族が煮込んだ餅が好きというなら、苦手な人の分だけ餅を入れる前にとっておいてもらうと良いと思います。
餅は別で食べる!
お雑煮嫌いの方の意見を調べてみたところ、どろどろ餅も苦手だし、出汁や味噌の味が餅と合うとは思えない、餅はもっと濃い味付けで食べないとおいしくない、という意見が見受けられました。
私も全く同感なのです。
そもそもお雑煮のお汁と餅が合わない、という段階に至ってしまった場合…
もう、別々に食べればいいんです。
そうすれば、どちらもおいしく頂けます!(当たり前!)
私のおすすめの食べ方は…
餅はフライパンにちょっと多めの油で揚げ焼きします。
海苔を巻き、醤油と砂糖をまぜたものをつけながら食べます。
みたらし団子のたれに近い味ですね。
香ばしいお餅とあまじょっぱい味付けがたまりません。
お汁の味付けが味噌でも”すまし汁”タイプでもどちらでも合うと思います。
この場合も、もし家のお雑煮が餅を煮込むタイプだとしたら、苦手な人の分だけ餅を入れる前のお汁を別でとっておけば問題ないでしょう。
最後に
苦手なお雑煮を我慢して食べるのはつらいですし、せっかく作ってもらったのに自分だけ食べないというのは寂しいものです。
お子さんが嫌いだからといってその味を継承できないのも残念なことです。
少しだけ家族の協力と理解を得て工夫すれば、家族全員同じものを食べることができますね。
お雑煮が嫌いで困っている方はぜひ、試してみてください!