シェアハウス生活

シェアハウスに出会いはあるのか?5年住んだ結果

投稿日:2018年12月6日 更新日:

 

ここ数年、日本で急速に普及した「シェアハウス」

シェアハウスには様々な側面があり、メリット・デメリットがあり、住む人の目的も違います。

私は某地方都市でシェアハウスに住んで5年が経ちました。

私がシェアハウスに住み始めた経緯は、ここに書くとやたら長くなっていまうので割愛するんですが、簡単にいうと

「初期費用がかからないから」
「一人暮らしだと寂しいから」

この2点です。

シェアハウスのほとんどは、普通の賃貸の契約時に必要な敷金・礼金がなく、デポジットや保証金などと呼ばれるお金がだいたい1万円〜家賃1ヶ月分ほど最初にかかります。(退去時に戻ってくることがあります。)
家賃そのものが3万〜5万程度などでやはり安いです。

個室にはベッドなどの最低限の家具のみ備え付けられていますが、共有スペースに行けば冷蔵庫や洗濯機などの家電一式が揃っていて、買う必要がありません。
最悪、布団さえあれば新生活がスタートできるので、初期費用はかなり抑えることができます。

一人暮らしだと寂しいから、という理由については、そのまんまです。
なら実家を出なければいい、と思われるかもしれませんが、実家はとても田舎なので私には住みにくいと感じ、街に出てきました。

また、過去に海外旅行をしたときに日本人経営のゲストハウスに宿泊し、そこでの生活がとても楽しかったので、その感覚に近いシェアハウスでの生活に魅力を感じました。

そういうわけで、シェアハウスに住むことを決めた私でしたが、
当時、某リアリティ番組が流行っていて、シェアハウスに対して「色恋沙汰がある」というイメージを持つ人が多かったと思います。
私も少なからずそういうイメージがあったので、それなりになんとな〜く期待もしていました。笑

そうして住み始めて5年経った今、実際どうなのかということを書いてみたいと思います。

 

 

出会えるか出会えないかでいったら「出会える」

これは当たり前です。
他人同士が初めましてで一緒に住んで知り合うわけなので、出会えるに決まっています。笑

一緒に生活するなかで自然に築かれる関係は、友達とも同僚とも家族とも違う、なんともいえない関係です。

その中で意識して行動すれば、退去した後も親友でいられたり、逆に一緒に住んでいるときはあんなに仲が良かったのに、退去したらそれきり、ということもあります。

恋愛関係もそうで、もし気になる人が現れればそれ相応のアプローチをすれば成功なり失敗なり関係を展開することはできます。

友情も恋愛も、意識して行動しなければ進展することはありません。

出会ってからその先は、その人次第ということです。

 

 

実際に恋愛はあったのか

ありました。
自分を含めて何度かありました。

そういう展開が発生していると、本人から報告されるまで分からない場合と、その二人の様子を見て察する場合とがあります。
別に住人の間でそういうことは報告しなければいけないというわけではないです。

具体的に書きすぎると特定されてしまうので書きませんが、どういうパターンがあったのかだけ簡単に書いてみます。

男→女への片思い(告白したけど玉砕)
女→男への片思い(数組あり)
仲良くなりすぎて恋愛なのかなんなのかわからなくなった男女
住人(男)の妹と住人(男)が付き合った
住人(女)と他のハウスの住人(男)とがパーティーで出会い結婚

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書き忘れましたが、シェアハウスは横の繋がりもあり、シェアハウス間で合同パーティーや交流イベントなどが頻繁に行われています。
なので一緒に住んでいる人以外ともたくさん出会えるわけです。

それだけの出会いがあれば、これくらいの色恋沙汰は発生して当たり前です。
でもその恋が実るかどうかは、その人次第ということです。

「仲良くなりすぎて〜」の二人は少し特殊なんですが、友達という段階をすっ飛ばす勢いで毎日一緒にいすぎて距離感が分からなくなり、最終的に決別したという感じでちょっとかわいそうでした。
普通ならうまくいくものが、最初から一緒に住んでいるせいでうまくいかなくなることもあるということです。

 

 

こんな人にはおすすめ

職場で出会いがなかったり、忙しくて合コンなど出会いの場になかなか行けない人にはおすすめです。

ただ、待ちの姿勢一辺倒では良い出会いは降ってきません。
新しい入居者と自分から交流していくコミュ力や、上記したようなシェアハウス間での交流会やイベントに積極的に参加する行動力が必要です。

ただ、あまりにも尻軽な行動やチャラいことをしていると、変な噂はあっという間に広がります。その点だけご注意ください。笑

 

 

こんな人にはおすすめしない

 

「テラ○ハウスみたいな生活がしたい」
→モデルや俳優の卵が入居してくることはほとんどありません。
だいたいみんな仕事で疲れていて頭ボサボサのすっぴんにヨレヨレの部屋着で生活しています。

「異性に幻想を抱いている」
→初めまして〜の挨拶の時点でこっちはすっぴん部屋着姿である確率が高いです。
寝起きの酷い顔で遭遇することもあります。女性のメイクした姿しか見たことがない男性はびっくりすることがあるかもしれません。

「コミュ障や奥手なところを直して恋人をゲットしたい」
→いきなりシェアハウスはハードルが高すぎるので、よそで訓練してある程度自信をつけてきてください。
シェアハウス内でうじうじしていると、あっという間に相手にされなくなります。

「20代後半以上の年齢で一度も実家から出たことがない」
→高確率で他の住人に迷惑をかけます。しっかり気合いを入れて家事など訓練してください。

「ご飯を作ってくれるママが欲しい」
→一生親と住んでてください。

 

辛辣なようですが、実体験を基にして書いています。

住人は平和に日常生活を送りたいと思っているので、恋人欲しさにがっついたり、必要以上に干渉されたり、冷やかしで入居されると本当に気分が悪いです。

 

 

まとめ

シェアハウスに住んでようといまいと、恋人ができるかどうかは本人次第です。
ただ、普通に暮らしているよりは出会える機会は増えるかもしれない、そんなところでしょうか。

私自身はというと、長いこと接客業もやっていてコミュ力はそれなりにあると思うのですが、5年住んで一度も恋人はできませんでした。笑

二度片想いしましたが、一人は実はバツイチ子持ちでそれを最後まで隠していて退去後に知った。もう一人はLGBTで女性は恋愛対象外だった、という感じです。

お粗末様でした。

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